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薬剤師転職コラム

何が違う?大手薬局と中小薬局のメリット・デメリットとは

薬剤師の主な就業先である調剤薬局は、企業の規模によって働き方に違いがあります。今回は、大手調剤薬局と中小規模の調剤薬局の違いや、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介していきます。転職する前には必ずそれぞれの特徴をチェックして、ご自身に合う職場はどこなのかよく考えてみましょう

調剤薬局で働く薬剤師

大手薬局と中小薬局、何が違う?定義はあるの?

企業の規模は「中小企業基本法」によって定義されていて、社員数や資本金、出資額などによって、大企業と中小企業に区別されます。ただしこの規定は業界ごとに異なり、サービス業、小売業、製造業などの業種によって、基準となる社員数などが違ってきます。

そして調剤薬局においては、明確な定義はないですが、全国規模でチェーン展開をしている企業を「大手薬局」、関東や関西など地域限定で数店舗から20~30店舗程度を運営する企業を「中小薬局」と示すことが多いです。

大手薬局は新卒採用に力を入れており、研修制度や福利厚生が充実し、知名度や安定性が評価されることで、薬学生からも人気があります。それに対して、中小薬局は新卒採用に苦戦するところも多く、主に中途で薬剤師を採用する傾向となります。

大手薬局のメリット・デメリットとは

■大手薬局のメリット

・教育制度や福利厚生が充実
・最新の調剤機器など設備が整う
・企業収益の安定性

■大手薬局のデメリット

・異動やヘルプ対応が多め
・決まりごとが多い
・調剤以外の仕事もある

多くの薬学生を新卒で採用する大手薬局は、集合研修などの研修制度や様々な教育制度が整備されています。調剤経験が少ない、調剤薬局で初めて働く人などでも、基本的なスキルを身に付けやすい環境です。総合病院の門前薬局なども多く、設備投資もされているため、最新設備が揃って業務の効率化が図られています。扱う科目数も多いのでスキルアップには向いていますが、非常に忙しい店舗も多いのでそれに耐えられるかはよく考える必要があります。

そして、大手薬局は収益が安定しているため、業績による薬剤師の給与の変動も少なく、出産育児のサポート、住宅補助、財形貯蓄制度などの福利厚生も充実し、長く働いていきやすい会社だといえます。

大手薬局のデメリットとしては、全国など多エリアで店舗展開をしているため、異動や近隣へのヘルプ対応も多く、転勤も発生しやすいです。転勤のない地域限定の採用をする企業も増えてきましたが、中小薬局と比較して通勤時間は長くなる傾向があります。

また、社員数が多いためにマニュアル化された部分も多く、細かいところまで規定があるため自由度は低くなり、窮屈さを感じる薬剤師もいるようです。店舗イベントや社内会議や行事など、調剤以外の仕事も増えてくるのが大手薬局の特徴です。

中小薬局のメリット・デメリットとは

■中小薬局のメリット

・個人に与えられる裁量が大きい
・大手薬局よりも給与水準が高い傾向
・地域に密着して働ける

■中小薬局のデメリット

・教育・研修制度が不十分なことも
・店舗によっては科目数が少ない
・経営状況によりM&Aの可能性がある

中小薬局は全体の薬剤師数も少ないため、大手薬局のような組織的な規定は少なく現場に任せられている傾向があり、薬剤師個人に与えられる裁量が大きいです。経営者との距離も近く、現場で必要だと思った意見が通りやすくて直ぐ実行に移せることは、やりがいにつながります。

大手よりも薬剤師が集まりにくいため、給与水準を高めに設定している傾向があり、大手から中小薬局に転職して年収アップできた薬剤師も多いです。また、店舗展開しているエリアが限定されているため、大手よりも転勤や異動は少なめで、希望する地域で働きやすいといえます。一つの店舗で長く働けることも多く、薬剤師として地域の患者様と信頼関係を築きながら働けるという魅力もあります。

中小薬局のデメリットとしては、資金力は大手に劣ることと後継者不足などにより、将来的に大手にM&Aされて、働き方や雇用条件が変わってしまう可能性があることです。ただこの点については、経営力がある薬局なのかどうかを見極めることで、将来のリスクを回避することができます。

また、大手薬局に比べると会社から提供される勉強の機会は少ないため、スキルアップのためには自分で勉強することが必要になります。調剤未経験やブランクありの場合、整った教育制度は期待できないですが、中小薬局は扱う科目数が少なく、忙しくない職場もありますので、業務に慣れていきやすい環境を選ぶとよいでしょう。

大手薬局と中小薬局、自分に合っている職場はどちら?

大手薬局と中小薬局の特徴や違い、メリット・デメリットをご説明してきましたが、どちらが良い悪いということはなく、ご自身が求めることとマッチするかどうかを見極めることが大切です。特に中小規模の調剤薬局は、会社ごと、店舗ごとの違いも大きいため、どういった働き方をしたいのか、将来はどうキャリアアップしていきたいかを考えた上で、それを満たせる環境かをチェックしましょう。

とはいっても、ご自身で見極められることには限界があります。そんな時は、調剤会社の会社別の特徴や店舗の詳細情報をよく理解している、薬剤師の人材紹介会社のキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。「ツナガリキャリア薬剤師」では、客観的な視点でアドバイスをご提供し、キャリア設計やライフスタイルに合う、あなたとぴったり相性の良い職場探しをお手伝いさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。

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